ディーゼル噴射ポンプの故障

ディーゼル車の噴射ポンプは排気ガス規制が強化されて電子制御になってから故障の頻度が多くなったように思えます。

排ガス規制前から電子制御の噴射ポンプはあったのですが、排気ガス規制が強化された後は電子制御の噴射ポンプになり、電子制御の噴射ポンプには噴射ポンプを制御するため、各種センサーから信号を受けて噴射ポンプを制御するコンピューターがあり、各センサーとコンピューターに不具合が発生します。

センサーの故障では数万円程度の交換費用ですみますが、コンピューターの故障では十数万円の費用がかかります。また、噴射ポンプの故障は電子制御以前のものでは、走行距離に応じて故障の頻度が増していくものでしたが、電子制御式のものでは、走行距離が少なくても故障の頻度が増えているように思えます。

噴射ポンプの交換は数十万円にもなる高額修理費用になるため、ユーザにとっては大きな負担になります。

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当社で30,000kmで販売したディーゼルのキャンタートラックが納車後わずか1,000km程度走行した後に噴射ポンプのチェックランプが点灯したため、診断機を繋いだところセンサーの一つに不具合があるので交換しましたがチェックランプは消えず、コンピューターにも不具合があることが解り、これらの2つを交換すると修理の総額は20万円になりました。

ディーゼルエンジンはドイツ人のルドルフ・ディーゼルによって100年以上前に考案され、電気の点火装置が未発達だったころに点火装置を持たずに燃料に点火ができる、燃料も軽油以外の多種の燃料が使用できる、燃焼効率がガソリンエンジンより良く、燃費が良いなどの利点があり、工場の動力、船舶、トラック、戦車などの軍事用などにも広く使われるようになり現在まで発展してきました。

その後、小型のトラックや乗用車にも搭載されるようになり、その用途は広がりましたが、同時にディーゼルエンジンの排気ガスに含まれる有害物質が問題になり、排ガス規制が強化され、燃焼を電気的に制御し排ガスのクリーン化をするようになりましたが、同時に以前にはなかった電気的な故障が発生するようになりました。

最近は排ガス規制で一時期に生産が中止されていたディーゼル乗用車がクリーンディーゼルとして発売されています。燃費が良く燃料も安いというメリットがある反面、燃料系統の故障の場合には、修理費用が高額になります。



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